七色めがねとブリキの木こり

気だるい体
心地よい疲労
雨の匂い
いつもの道



自分の存在を
確認した


エギゾーストな借り物を
身にまといながら
一つのトンネルを
でることはできた


新たな出口の見えない
トンネルを歩いているけれど
一人じゃないと教えてくれた、
私の周りのたくさんの機関車たち


前に進む力を借り合いながら
これまでとは違う
目を身につけることができた



私は幸せです
ありがとう